更新日:2026年9月26日
パリには毎年、色鮮やかなパレードとともに旧正月(春節)を祝う歴史あるアジア系の街が二つある。ヨーロッパ最大の中華街として知られる13区のショワジー・トライアングルと、19区と20区にまたがるベルヴィル地区だ。開催日は旧暦に基づいて毎年変わり、おおむね1月末から2月末の間となる。 関節式の龍や獅子、爆竹、仮装した踊り手、ブラスバンドが通りを練り歩き、その後には仮装した観衆がレストランのテラスや商店の前に詰めかける。地元の商店も、パレードの通過に合わせて子どもたちにお菓子を配るなど、祝祭に参加することが多い。
龍の舞のパレード
踊り手のチームが両腕で支える関節式の龍が、太鼓のリズムに合わせて通りをうねるように進む。幸運をもたらすとされる龍に近づこうとする群衆がすぐ後を追いかける。
ベルヴィル地区
13区ほど祝祭で知られてはいないが、暦の都合が合う年にはベルヴィルでも独自のパレードが行われ、より地元色の濃い、観光客の少ない雰囲気の中で祝われる。
ワンポイントアドバイス
13区のパレードは例年ショワジー大通りとイヴリー大通り周辺を巡るコースをたどるが、正確なルートは毎年変わる。開催の数週間前には13区役所のプログラムを確認し、正確な時間とコースを把握しておくとよい。 パレードの発表された出発時刻より十分早めに到着しておこう。コース沿いの良い場所はすぐに埋まってしまい、該当する通りは数時間前から交通規制がかかることが多い。