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パリ3日間完全旅程ガイド
モデルコース · 読了目安 1分

パリ3日間完全旅程ガイド

更新日:2026年9月22日

3日あれば、行程をしっかり組んで予約や開館時間を事前に把握しておけば、パリの主要な見どころは十分に押さえられる。この旅程は、地理的にまとまりのある3日間に定番スポットを振り分けている。1日目はシテ島とルーヴル美術館、2日目は凱旋門からエッフェル塔までのパリ西部、3日目はよりゆったりとしたペースでモンマルトルとサン=マルタン運河を巡る。各ステップには推奨の時間帯、滞在時間の目安、次のステップへの移動手段、入場料、予約の要否を記載した。歩きやすい靴とチャージ式の交通カード(ナヴィゴ・イージー)を用意しておけば、あとは街を歩くだけでよい。

1日目、9時〜9時45分 - ノートルダム大聖堂とシテ島

1日目、9時〜9時45分 - ノートルダム大聖堂とシテ島

パリが生まれた島で、ゴシック様式のノートルダム大聖堂のファサードを前に朝早くから一日を始めよう。身廊への入場は無料で、見学には45分から1時間ほど見ておきたい。時間指定の予約は必須ではないが、ハイシーズンには強く推奨される。予約なしだと待ち時間が2時間を超えることもあるが、オフシーズンなら15〜30分程度で済む。そこから同じ島内にあるサント・シャペルへは徒歩5分で行ける。

1日目、10時〜10時45分 - サント・シャペル

1日目、10時〜10時45分 - サント・シャペル

ゴシック様式のこの礼拝堂を彩るステンドグラスの前で、約45分ほど過ごすとよい。開館時間は4月から9月が9時〜19時、それ以外の時期は9時〜17時(最終入場は閉館30分前)。入場は有料で、EU居住者16ユーロ、それ以外22ユーロ(コンシェルジュリーとのセット券もあり)。オンラインでの時間帯予約を強くおすすめする、セキュリティチェックの待ち時間を減らせるためだ。そこからセーヌ河岸沿いを歩いてルーヴル美術館へ、徒歩約20分。

1日目、11時15分〜14時15分 - ルーヴル美術館とピラミッド

1日目、11時15分〜14時15分 - ルーヴル美術館とピラミッド

世界で最も来館者数の多いこの美術館には、モナ・リザやミロのヴィーナスといった主要作品に絞ったとしても、最低3時間は見ておきたい。料金はEU居住者22ユーロ、それ以外32ユーロ(EU居住の26歳未満は無料)。火曜定休で、水曜と金曜は21時まで開館。オンラインでの時間帯予約を強くおすすめする、7〜8月にはほぼ必須といえる。可能であれば開館の9時に合わせて到着すると、比較的空いている時間を楽しめる。ピラミッドから出れば、チュイルリー庭園までは徒歩2分。

1日目、14時30分〜16時 - チュイルリー庭園とコンコルド広場

1日目、14時30分〜16時 - チュイルリー庭園とコンコルド広場

フランス式庭園を無料で散策しながら、オベリスクの立つコンコルド広場まで一日を締めくくろう。ペース次第で1時間〜1時間30分ほど、予約は不要だ。密度の濃い午前中の後に一息つくのにちょうどよく、この後は地区やホテルで自分のペースで夕方を過ごせる。

2日目、9時30分〜11時 - 凱旋門とシャンゼリゼ通り

2日目、9時30分〜11時 - 凱旋門とシャンゼリゼ通り

展望テラス(284段、必要な人には一部エレベーターあり)に上り、エトワール広場から放射状に伸びる12本の大通りを見渡そう。見学時間の目安は45分〜1時間。料金は4月〜9月が22ユーロ、10月〜3月が16ユーロ(18歳未満とEU居住の18〜25歳は無料)、個人客であれば予約は不要。その後シャンゼリゼ通りをそぞろ歩きしながら、クレベール通りを通って徒歩15分、または地下鉄3駅(6号線)でトロカデロへ。

2日目、11時30分〜12時 - トロカデロ広場

2日目、11時30分〜12時 - トロカデロ広場

無料で予約不要のこの広場では、30分ほどかけてエッフェル塔を最も広く見渡せる、この旅で一番の写真スポットを楽しみたい。そこからイエナ橋を渡って塔のふもとまで、徒歩約10分。

2日目、12時15分〜14時30分 - エッフェル塔

2日目、12時15分〜14時30分 - エッフェル塔

行列と2階までの見学を合わせて1時間30分〜2時間を見ておこう。料金は階段利用の14.80ユーロから、エレベーターで2階までの23.50ユーロ(最上階までは36.70ユーロ)まで幅がある。オンライン予約を強くおすすめする、エレベーターは最大90日前、階段は60日前から予約でき、週末や夏場は枠がすぐ埋まる。予約がなくても、混雑状況によっては現地窓口でチケットが販売されている。バトー・ムーシュの乗り場へは、セーヌ河岸沿いをアルマ橋まで歩いて約20分。

2日目、15時〜16時 - セーヌ川クルーズ(任意)

2日目、15時〜16時 - セーヌ川クルーズ(任意)

約20ユーロで1時間の遊覧船に乗れば、ここまで見てきた建造物を違う角度から眺める、ちょうどよい休憩になる。予約は必須ではないが、ハイシーズンは乗り場の行列を避けるためオンライン予約が便利だ。歩く方が好みなら、夕方の時間を自由にとっておき、地区でのディナーに備えるとよい。

3日目、9時30分〜12時30分 - モンマルトルとサクレ・クール寺院

3日目、9時30分〜12時30分 - モンマルトルとサクレ・クール寺院

午前中はまず寺院(入場無料、見学時間の目安約30分)、続いてテルトル広場とルピック通り周辺の石畳の通りに充てよう。有料のドーム(8ユーロ、約300段)からは時間と体力に余裕があれば、パリ全体を見渡すパノラマが楽しめる。日中の団体客の混雑を避けるため早めに上るのがおすすめだ。その後、地下鉄(2号線でアンヴェール駅からジョレス駅まで、約20分)でサン=マルタン運河へ、そこから徒歩数分。

3日目、14時〜17時 - サン=マルタン運河

3日目、14時〜17時 - サン=マルタン運河

木陰の川岸、鉄製の歩道橋、水門、10区の小さなショップと、前日までとは違う、より観光地化されていないパリでゆったりとした滞在の締めくくりにしよう。散策は無料で予約不要、ぶらぶら歩いて2〜3時間ほど、運河沿いのカフェで一休みも忘れずに。

ワンポイントアドバイス

スケジュールには半日分の余裕を持たせておこう。パリでは、特にルーヴル美術館やモンマルトルなど、思っていたより長く滞在したくなるものだ。アール・ヌーヴォー建築に興味があれば、16区でエクトール・ギマールの足跡をたどる当サイトの専用ルートを、3日目午後に予定しているサン=マルタン運河の散策の代わりに、あるいは滞在にもう半日加えられるならその間に組み込んでもよい。 雨の場合でも、この旅程は大部分が問題なく実施できる。サント・シャペル、ルーヴル美術館、サクレ・クール寺院の内部は屋内でゆっくり楽しめるし、小雨程度ならエッフェル塔や凱旋門に上ることも妨げにはならない(遠くの眺めが多少楽しみにくくなるだけだ)。特に雨に弱いのは1日目のチュイルリー庭園、2日目のトロカデロとシャンゼリゼのそぞろ歩き、3日目のサン=マルタン運河。これらは足早に済ませ、代わりに隣接する見どころの滞在時間を延ばすか、地下鉄ですぐのオペラ地区にある屋根付きの大型デパートに切り替えるとよい。 全10ステップのうち4つ(ノートルダム大聖堂、トロカデロ、サクレ・クール寺院、サン=マルタン運河)は完全無料で、チュイルリー庭園の散策も同様だ。最も安い条件(EU居住者料金、エッフェル塔はエレベーターでなく階段、クルーズやサクレ・クール寺院のドームは利用せず)を選んだ場合、3日間の入場料だけで現実的な最低額は一人あたり約95〜110ユーロ(サント・シャペル、ルーヴル美術館、凱旋門、エッフェル塔)、これに交通費が加わる。単発のt+切符は1枚2.50ユーロで、この旅程は徒歩中心のためほとんどの区間を歩ける。3日間で地下鉄・RERの利用は5〜10回程度で済むことが多く、その場合パリ・ヴィジットパス(3日間63.80ユーロ)は元が取れない。ただしほかの移動(郊外のホテル、遠出)を加える場合は別だ。さらに節約したいなら、エッフェル塔の最上階は諦めて階段で2階までにとどめ、遊覧船とサクレ・クール寺院のドームは必須ではなく任意の選択肢として扱おう。 まとめると、1日目はシテ島とルーヴル美術館周辺にコンパクトにまとまり、4ステップのほとんどを徒歩で回れる。2日目は凱旋門からエッフェル塔までパリ西部を巡り、地下鉄の利用がやや増える。3日目はモンマルトルとサン=マルタン運河でペースを落とす。3日間の入場料と交通費を合わせた現実的な最低予算は一人あたり約95〜110ユーロ(食事と宿泊は別途)。事前にオンラインでの時間帯予約をしておきたいのはサント・シャペル、ルーヴル美術館、エッフェル塔、そしてハイシーズンのノートルダム大聖堂の4カ所。それ以外(凱旋門、サクレ・クール寺院、サン=マルタン運河、クルーズ)は事前予約なしで回れる。

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