シテ島に位置し、裁判所(パレ・ド・ジュスティス)のすぐ隣に建つコンシェルジュリーは、もともとフランス王家の居館として使われ、14世紀以降は牢獄となった。1793年に処刑される前のマリー・アントワネットが幽閉されていたのもこの場所で、革命期の多くの著名人たちもここに収監されていた。 現在もこの建物には、ヨーロッパに現存する中世の大広間としては最大級の「衛兵の間(サル・デ・ジャン・ダルム)」をはじめ、牢獄としての過去を物語るいくつもの部屋が残されている。
見どころ
マリー・アントワネットの独房
当時の家具や小さな祭壇で再現されたこの独房は、王妃がギロチンにかけられるまでの人生最後の2か月半を過ごした場所だ。
衛兵の間
1302年、フィリップ4世の治世に着工したこの巨大なゴシック様式の広間は、交差リブヴォールト天井を持ち、ヨーロッパに現存する中世の大広間の中でも屈指の広さを誇る。
ジロンド派の礼拝堂
1793年、21人のジロンド派議員が処刑前夜を過ごしたのがこの場所だ。礼拝堂には現在、革命期にまつわる数々の遺品が展示されている。
Infos pratiques
ワンポイントアドバイス
隣接するサント・シャペルとのセット券をオンラインで事前購入しておこう。サント・シャペル側は特に保安検査の行列が長くなりがちなので、それを避けられる。
アクセス
最寄りの地下鉄駅は、シテ島内にある「シテ」駅(4号線)。「シャトレ」駅(1号線・4号線・7号線・11号線・14号線)とRER B/C線「サン・ミッシェル=ノートルダム」駅も徒歩数分の距離にある。 バス21番、24番、27番、38番、58番、81番、85番、96番もこの地区を運行している。
営業時間
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