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パリで気をつけたい詐欺・ぼったくり対策ガイド
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パリで気をつけたい詐欺・ぼったくり対策ガイド

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更新日:2026年10月19日

2026年10月18日のお知らせ:10月17日の全国動員日に、パリではレピュブリック広場やシャンゼリゼ通り周辺を中心に、警察との衝突や店舗への略奪が起きました。外出前にパリ警視庁が発表するデモのルートを確認し、近づかないようにしてください。

他の大観光地と同じく、パリにも定番の詐欺の手口があり、人気観光地の周辺や混雑した交通機関に集中しています。いずれも暴力的なものではなく、不意打ちや強引な親切心につけこむ小さな詐欺がほとんどですが、出発前に知っておけば不意を突かれずに済みます。よくある手口と、それを見抜くためのシンプルな心構えをご紹介します。

サクレ・クール寺院周辺

サクレ・クール寺院周辺

モンマルトルの丘、特に寺院前の階段は、パリの中でも観光客が最も声をかけられやすい場所の一つです。狭い空間に人が密集するため、路上販売業者や偽のボランティアにとって格好の場となっています。しつこく話しかけてきたり手首に触れようとしたりする相手からは距離を取り、立ち止まらずに歩き続けるだけで十分な用心になります。

混雑した地下鉄とエスカレーター

混雑した地下鉄とエスカレーター

特にラッシュアワーや1号線のような観光客の多い区間では、スリの被害に遭いやすくなります。乗降時の混雑やドア付近の押し合いに紛れて、気づかれないうちに手を伸ばすのが常套手段です。バッグは体の前で持ち、スマートフォンや財布はファスナー付きのポケットに入れ、人の多い乗り換え通路では特に注意しておきましょう。

サクレ・クールの丘、トロカデロ、シャン・ド・マルス周辺でよく見かける「友情のブレスレット」と偽の署名活動

見知らぬ人が幸運のブレスレットを手首に結びつけようとしたり、慈善団体への署名を求めてきたりします。ブレスレットを結ばれたり注意を引きつけられたりした後、しつこくお金を要求されることが多いです。何にも署名せず、手首に何も結ばせず、立ち止まらずに歩き続けるのが一番の対処法です。

拾った金の指輪といかさまストリートゲーム

目の前でたまたま金の指輪を拾ったふりをした人物が、それがあなたの物かと尋ねたうえで安値で売りつけてきますが、実際には価値のない品です。観光名所の広場では、球を追う簡単そうに見える「ボネトー」というカップゲームにも遭遇しますが、これは常にいかさまで、周りで勝っているように見える見物人もぐるです。どちらの場合も立ち止まらず、財布を出さないことが鉄則です。

メーターが上がり続けるタクシー

パリの運転手の大多数は誠実ですが、特に駅や空港周辺で、ごく一部が遠回りをしたり日中なのに深夜料金を適用したりすることがあります。トラブルを避けるには、目印のある公式乗り場から直接タクシーに乗るか、乗車前に料金が表示される公認のタクシー配車アプリやVTC(配車サービス)アプリを利用しましょう。メーターから印刷される領収書があれば、後で問題になった際の最良の証拠になります。

着席すると値段が変わるメニュー

特に観光地周辺では、店頭に魅力的なメニューを掲げながら、席に着くと別の高いメニューを出す店があります。注文前に、外に表示された価格と実際に出されたメニューの価格が一致しているか確認し、料理や水のボトルの値段が書かれていなければ遠慮なく尋ねましょう。迷ったら、観光名所から数本離れた通りにある店の方が、概して誠実で値段も手頃です。

ワンポイントアドバイス

  • これらの詐欺はいずれも暴力的なものではなく、不意打ち、強引な親切心、注意をそらすことを利用したもので、決して物理的な強制ではありません。どんな場面でも共通する最良の対処法は変わりません。立ち止まらず、人前で財布を出さず、きっぱりと丁寧に断ることです。念のため、身分証やクレジットカードの写真をスマートフォンに保存しておくのもよいでしょう。
  • こうした事態は、毎年何百万人もの旅行者が何のトラブルもなくパリを巡っていることを考えれば、実際にはごく稀です。他の観光都市や大都市と同じく、少し常識的な注意を払えば、滞在を存分に楽しめます。目を開いていれば、パリは旅行者にとって今も安全な街であり続けています。 盗難やトラブルに備えて、パリの便利な電話番号(緊急、警察、カードの紛失など)を手元に控えておきましょう。エッフェル塔などの人気スポットは、路上の売り子から買わずに、公式の予約ページ経由のチケットを事前に取っておくと、行列も客引きも避けられます。

日本人旅行者へのヒント

  • 在フランス日本国大使館には、路上で「あなたは日本人か」「マスクをくれないか」などと話しかけられ、相手をしている間に持ち物を奪われた例が寄せられています。日本語で近づいてくる人にも警戒しましょう。
  • エッフェル塔の公式サイトは、「優先入場」をうたうチケットや公式料金より安いチケットを虚偽の宣伝として注意を呼びかけています。
  • 盗難に遭ったら警察で被害届を出し、受理証明書(Récépissé de déclaration de vol)を受け取ってください。海外旅行保険の請求に必要です。

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