毎年9月、パリ・デザインウィークは複数の地区のショーウィンドウ、ギャラリー、ショールームを現代デザインの一大回遊路へと変える、完全無料で誰でも参加できるイベントだ。各回350カ所以上の会場が、4つの主要エリアに分かれて参加する。同時期にヴィルパントで開催される業界専門の見本市「メゾン・エ・オブジェ」とは異なり、パリ・デザインウィークは首都の街なかで直接体験できるイベントで、登録もチケットも必要ない。
マレ地区、回遊路の歴史的な中心
もともとクリエイティブなブティックが集まることで知られるこの地区には、コンセプトストア、ギャラリー、特別オープンの店舗が特に多く集まる。もとから予定していたこの地区の散策と組み合わせやすい選択肢だ。
サン=ジェルマン=デ=プレ、デザインとハイエンドなインテリアの間
この地区では特に「パリ・デコ・オフ」と「パリ・デコ・ホーム」が開催され、セーヌ川の両岸に多数のデコレーターやデザイナーのショールームが集まるサテライトイベントとなっている。
オペラ地区とバスティーユ、回遊路のもう二つのエリア
それぞれ独自のギャラリーやショーウィンドウが参加し、イベントの地図を補完する。マレ地区ほど会場が密集していないが、混雑も少ない傾向がある。
無料・登録不要だが、開館時間は会場ごとに異なる
通常の見本市とは違い、イベント期間中の開館時間は会場ごとに個別に決められている。回遊路全体で共通の時間があると思い込まず、会場ごとに確認するのが賢明だ。
「メゾン・エ・オブジェ」との混同に注意
パリ・ノール・ヴィルパントで同時期に開催される大規模な業界向け見本市は、一般には非公開のB2Bイベントであることがほとんどだ。街なかで開催され誰でも参加できるのは、あくまでパリ・デザインウィークの方である。
毎年9月に開催されるイベント
日程や参加エリアの数は回によって多少変動する。訪れる前には、その年の正確な日程を確認する習慣をつけておきたい。
ワンポイントアドバイス
マレ地区やサン=ジェルマン=デ=プレでもとから予定していた散策と組み合わせるのが、複雑な行程を組まずに複数の会場を巡る最も簡単な方法だ。 イベント終盤の日程は最も盛り上がる一方、有名な会場は特に混雑しやすい。平日に訪れる方が、週末よりも落ち着いて見て回れることが多い。
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