10月末から11月初めにかけてのトゥーサン学校休暇は、パリが秋本番を迎える時期と重なる。日は短くなり、気温も下がるが、大きな公園は美しい紅葉に包まれ、滞在中の家族向けに屋内で楽しめる美術館やアクティビティも充実している。 また11月1日はフランスの祝日でもあり、パリの大きな墓地では墓に花を手向ける伝統が根強く残っている。定番の観光とは一味違うこの文化的な光景を、あえて訪れてみたいという家族も少なくない。
ペール・ラシェーズ墓地
パリ最大の墓地は11月初めになるとトゥーサンのために花で飾られた墓が並び、ジム・モリソン、ショパン、エディット・ピアフらが眠るこのイギリス式庭園を、いつもとは違う角度から楽しめる機会になる。
モンマルトル墓地
ペール・ラシェーズより小規模で人出も少ないこの19世紀の墓地では、エミール・ゾラやダリダの墓の間を静かに散策できる。ここもトゥーサンの時期には花が手向けられる。
リュクサンブール公園の大池
木製の小さなヨットを大きな池に浮かべる遊びは、パリで家族に最も親しまれているアクティビティの一つで、肌寒い時期でも楽しめる。天候が許す限りボートのレンタルも行われている。
ワンポイントアドバイス
この時期に特に多い雨の日には、大手国立美術館の常設展が18歳未満無料になっている点や、子ども向けの体験型展示で知られるシテ・デ・シアンス(科学産業都市)を活用するとよい。 子どもたちが墓に花を手向ける伝統に興味を示すようなら、朝一番の静かな時間帯に訪れるのがおすすめだ。11月1日直前の数日間は人出が大きく増える。
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