ポンピドゥー・センターは改修工事のため2030年まで休館中ですが、ピアッツァ(広場)のメゾン・ポンピドゥーは入場無料で、火曜を除く毎日11時から19時まで開いています。 休館中、コレクションとプログラムはグラン・パレ、パンテオン、パリ市立近代美術館、フランス国立図書館などパリ市内の提携会場で紹介されているほか、2027年春に開館予定のマシーの「サントル・ポンピドゥー・フランシリアン」でも公開されます。パリ地域の外では、ポンピドゥー・センター・メスでも工事期間中に展覧会が開かれています。 ピアッツァ(広場)では、旧ブランクーシのアトリエの建物に設けられた「メゾン・ポンピドゥー」が、建物の歴史と改修計画を無料で紹介しています。公共情報図書館(Bpi)は建物を離れ、2025年8月25日からパリ12区の「リュミエール」ビル(40 avenue des Terroirs de France)で利用者を受け入れています。センターの映画プログラムは、13区の「mk2 Bibliothèque x Centre Pompidou」で上映されています。 レ・アル地区とマレ地区の間、ボーブール地区に位置するポンピドゥー・センターには国立近代美術館があり、ヨーロッパを代表する近現代美術コレクションの一つを所蔵しています。とりわけ20世紀美術が充実しています。レンゾ・ピアノとリチャード・ロジャースが設計した建物は、色分けされた設備配管を外側に配置して内部空間を広く確保した構造で知られています。休館前は、ファサードをジグザグに横切る屋外エスカレーターで上層階へ上がり、パリの街並みを眺めることができました。 隣の小さな広場には「ストラヴィンスキーの噴水」があります。
見どころ

国立近代美術館のコレクション
ポンピドゥー・センター内の国立近代美術館は、視覚芸術、デザイン、建築、写真、マルチメディアにわたる10万点以上の作品を所蔵しています。工事期間中は、その一部がパリ、フランス各地、海外の提携会場で公開されています。

最上階からの眺め(再開後)
レストランがあった建物の最上階からは、パリの屋根並みを見渡せます。この眺めを再び楽しめるのは、2030年に予定されている再開後となります。

マレ地区
マレ地区はポンピドゥー・センターの東側に広がるエリアで、ノートルダムからヴォージュ広場まで続いています。その名は、もともと湿地帯(マレ)だったこの土地の自然史に由来します。かつて住民たちはセーヌ川の氾濫を避けるため、小高い土地で暮らしていました。この地にあった中世の村は「ボー=ブール」と呼ばれ、その名がポンピドゥー・センターの愛称の由来になっています。工事期間中も地区は自由に散策でき、メゾン・ポンピドゥーの見学と組み合わせやすいでしょう。
実用情報
ワンポイントアドバイス
- 館外展示は会場や会期が変わるため、出かける前にポンピドゥー・センター公式サイトでプログラムを確認してください。2026年秋は、グラン・パレで「Cézanne et nous」(2027年1月17日まで)、パンテオンで「Vies minuscules」(2027年1月31日まで)、パリ市立近代美術館でマルセル・デュシャン賞2026(2026年10月2日〜2027年2月7日)、フランス国立図書館で「Louise Bourgeois. Extrême tension」(2026年10月20日〜2027年2月21日)が開催されます。開館に先立ち、マシーのサントル・ポンピドゥー・フランシリアンは2026年10月17〜18日、24〜25日、10月31日〜11月1日の週末に、予約制・無料で一般公開されます(イベント「Prélude !」)。周辺にはマレ地区やレ・アルがあり、どちらも徒歩圏内です。西へ歩いて数分で、大屋根「カノピー」が目印のフォーラム・デ・アール(Forum des Halles)に着きます。
アクセス
メゾン・ポンピドゥー(ピアッツァ、50 rue Rambuteau):地下鉄「ランビュトー」駅(11号線)、「オテル・ド・ヴィル」駅(1号線・11号線)、「シャトレ=レ・アル」駅(1号線・4号線・7号線・11号線・14号線) RER「シャトレ=レ・アル」駅(A線・B線・D線) バス29番、38番、47番、75番
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