パリのカタコンブは、実はパリ市の納骨堂だ。少々不気味に感じられるかもしれないが、一度は訪れる価値のある場所だ。 パリ14区に位置するカタコンブは、もともと地下の採石場だった。18世紀末になって、600万人分の遺骨がここに移送された。
見どころ
迷宮のようなギャラリー
この異世界の入口には「止まれ、ここは死者の帝国だ」と刻まれている。その先には、かつてのパリの採石場跡である迷路状の地下道が1.7キロメートルにわたって続く、圧巻の見学コースが待っている。並べられた遺骨の中には、シャルル・ペローやフランソワ・ラブレーといった歴史上の人物のものも含まれ、さらにカミーユ&リュシル・デムーラン兄妹、ダントン、ロベスピエールなどギロチンで処刑された人々の骨も混じっている。通路は狭く天井も低く、雰囲気は不気味そのものだが、この異世界を訪れたことにきっと満足するはずだ。
フィリベール・アスパイールの墓
フランス革命の時代、ヴァル・ド・グラース病院の門番だったフィリベール・アスパイールは、パリの地下採石場で道に迷い、1793年11月3日に命を落としたと伝えられている。彼が発見されたのはそれから11年後で、そのままその場所に埋葬された。この物語の真偽、さらには人物そのものの実在すら確証はないが、彼の墓はパリのカタコンブに実在している。
Infos pratiques
ワンポイントアドバイス
カタコンブ内の気温は14度前後なので、暖かめの服装を用意しよう。 また、下りと上りを合わせて100段ほどの階段があることも覚えておきたい。 懐中電灯を持参することも忘れずに。 なお、呼吸器に疾患のある方や閉所恐怖症の方、幼い子供には、パリのカタコンブの見学はおすすめできない。同様に、車椅子など移動に制約のある方も利用が難しい。
アクセス
公共交通機関では、バス38番、68番がカタコンブの近くに停車する。 地下鉄「デンフェール=ロシュロー」駅(4号線・6号線、RER B線)も近くにある。
営業時間
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