パリ5区、カルチェ・ラタンの中心にあるヴァル・ド・グラースの教会と修道院は、17世紀に王妃アンヌ・ドートリッシュによって建てられた。修道院はフランス革命以来、陸軍病院として使われている。 かつての修道院、ヴァル・ド・グラースには、陸軍衛生博物館、ヴァル・ド・グラース校、そして陸軍衛生部中央図書館も併設されている。
見どころ
ノートル=ダム・デュ・ヴァル=ド=グラース教会
アンヌ・ドートリッシュは、後のルイ14世となる子を授かった感謝のしるしとしてこの教会の建立を望んだ。そのため、ポーチの破風には「誕生し給うイエスと、その母たる聖母へ」という奉納の言葉が刻まれている。バロック様式の影響を受け、教会の平面図はラテン十字形をなす。前庭からはドームも望める。内部には数々の彫刻、フィリップ・ド・シャンパーニュの絵画、そしてミニャールによるフレスコ画で飾られたクーポラが見られる。コンサートやオルガン演奏会も定期的に開催されており、一見の価値がある。
陸軍衛生部博物館
かつてのベネディクト会修道院に、1850年に創設された陸軍衛生部博物館がある。王立修道院の回廊2階に位置し、陸軍衛生部の歴史、各戦争における任務、制服、衛生機材、そして年3回の企画展を紹介している。
Infos pratiques
ワンポイントアドバイス
カルチェ・ラタンの中心にいるこの機会に、リュクサンブール公園を散策したり、サン=ミシェル大通りでショッピングをしたり、パリ最古の通りのひとつであるムフタール通りで、街の代表的な市場「ラ・ムッフ」を訪ねてブランチを楽しむのもよいだろう。
アクセス
ヴァル・ド・グラースへは地下鉄7号線に乗り「レ・ゴブラン」駅で下車すればアクセスできる。 RER B線を利用する場合は「ポール・ロワイヤル」駅で下車すればよい。 バス21、27、38、83、91番でも近くまで行ける。
営業時間
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