ヴォージュ広場6番地、ロアン=ゲメネ館にあるヴィクトル・ユゴー記念館(Maison de Victor Hugo)は、作家が1832年から1848年までの16年間暮らした住居です。3階(フランス式の2階)には7つの部屋が一列に並び、家具や自筆のデッサン、原稿、遺品を通して、亡命前・亡命中・亡命後の生涯をたどることができます。記念館は、ユゴーの友人で遺言執行者でもあったポール・ムーリスの寄贈をもとに1903年に開館しました。 ガーンジー島にある作家の亡命先の家、オートヴィル・ハウスと同じく、パリ市立美術館連合(Paris Musées)に属しています。2019〜2020年の改修で中庭に庭園が整備され、チケットなしで利用できるカフェもあります。
見どころ

中国の間
亡命中のヴィクトル・ユゴーが、ガーンジー島にあったジュリエット・ドルーエの家「オートヴィル・フェアリー」のために自らデザインした室内装飾です。彩色と彫刻を施したパネルはのちにパリで組み直され、住居の中でもっとも意外性のある部屋になっています。

赤の間
赤い布張りのこのサロンは、ヴォージュ広場の旧称であるロワイヤル広場の住居で、ユゴーが芸術家や作家を迎えていた時代を思わせます。家族の肖像画や当時の家具が、亡命前の日々を伝えています。

エイロー大通りの寝室
見学コースの最後の部屋は、ヴィクトル・ユゴーが1885年に亡くなったエイロー大通り(avenue d'Eylau、現在のヴィクトル・ユゴー大通り)の邸宅の寝室を再現したものです。ルイ13世様式のベッドにもご注目ください。
Infos pratiques
ワンポイントアドバイス
企画展「Hugo et l'architecture. De la pierre à la plume」の開催に伴い、2026年6月11日から11月22日までは例外的に常設展を含めて有料です。この企画展は『ノートル=ダム・ド・パリ』から城のデッサンまで、ユゴーの作品における建築の役割を紹介しています。料金は11ユーロ、割引料金9ユーロ、18歳未満は無料です(2026年9月時点で確認した料金)。オンラインで入場時間枠を予約しておくことをおすすめします。この期間以外は、常設展は無料です。チケット売り場は17時15分に閉まります。
アクセス
6 place des Vosges, 75004 Paris。地下鉄「バスティーユ」駅(1号線・5号線・8号線)、「サン=ポール」駅(1号線)、「シュマン・ヴェール」駅(8号線) バス20番、29番、65番、69番、96番
営業時間
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