サン・マルタン運河はパリ10区と11区にまたがっている。全長4.55キロメートルのこの運河は、ヴィレット貯水池とセーヌ川に通じるアルスナル貯水池を結んでいる。1802年、給水システム整備のためにナポレオンが発案し、実際に開通したのは1825年、シャルル10世の治世だった。 サン・マルタン運河には2つの回転橋と9つの水門があり、ヴェネツィア風の歩道橋も架かっている。ヴァルミ河岸とジェンマップ河岸に挟まれたこの運河は、恋人同士や友人同士がくつろぎのひとときを過ごすパリジャン御用達のスポットだ。
見どころ
サン・マルタン運河沿いの散策
運河沿いの河岸を一歩一歩歩くごとに魅了されるはずだ。ヴァルミ河岸には色とりどりの小さなブティックが立ち並び、中でもグラフィックアートや写真集を豊富に扱う書店「アルタザール」は見逃せない。アントワーヌ・エ・リリのピンク、グリーン、イエローに彩られた個性的なブティックでは、インテリア雑貨や女性・子供向けの衣類を扱っている。さらに進むとヴィルマン庭園、そして水門のほとりにあるレコレ広場に出る。ここには、また別の運河とショップやレストランのテラス席がいつも賑わう一角がある。音楽好きなら、河岸200番地にある「ポワン・エフェメール」へ。アーティスティックな外観の奥には流行のバーがあり、暖房付きのテラス席も備える。毎月アート展も開催されている。
ピクニック
太陽が顔を出し、暑すぎない心地よい陽気の日には、家族や友人と水門のほとりでのどかなピクニックを楽しもう。恋人同士で夜の涼しさを楽しみたいなら、水辺でロマンチックなディナーを試してみるのもいい。
サン・マルタン運河クルーズ
サン・マルタン運河のクルーズを催行する会社は数多い。パリの一角を巡る素敵な方法だ。回転橋や歩道橋を過ぎると、トンネルとそこに差し込む光の井戸が待っている。まるで魔法のような光景だ。
Infos pratiques
ワンポイントアドバイス
クルーズは事前にインターネットで予約しておこう。アルスナル橋発のコースを選ぶと、終点はヴィレットになり、公園やシテ・デ・シアンス(科学産業都市)、ジェオード(球体シアター)などの文化施設も見学できる。
アクセス
サン・マルタン運河へは公共交通機関でアクセスできる。地下鉄は「ガール・ド・レスト」駅(4号線・5号線・7号線)、「ジョレス」駅(2号線・5号線・7bis号線)、「レピュブリック」駅(3号線・5号線・8号線・9号線・11号線)が便利。RER(B線・D線・E線)は「ガール・デュ・ノール=マジャンタ」駅、バスは26番、46番、75番が利用できる。
営業時間
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