リヴォリ通り107番地、ルーヴル宮のマルサン棟とそれに続く翼にあるパリ装飾芸術美術館は、中世から現代までの日用品と室内装飾の歴史をたどる美術館です。家具、陶磁器、ガラス、金銀細工、ジュエリー、壁紙、デザインなどを展示しています。展示ケースと再現された時代別の部屋(ピリオドルーム)が交互に続き、中央の大きな身廊(ネフ)では企画展が開かれます。 同じ館内には、1986年に創設された「モード美術館」を受け継ぐモード・テキスタイル部門のコレクションもあります。衣装や服飾品は傷みやすいため常設展示はされず、2026年9月30日から2027年4月4日まで開催される「Look ! 40 ans de mode au musée」のような企画展で公開されます。美術館はルーヴルとチュイルリー公園の間にあるカルーゼル庭園に面しています。
見どころ

ジャンヌ・ランバンのアパルトマン
1925年頃、装飾家アルマン=アルベール・ラトーが、クチュリエールのジャンヌ・ランバンのためにバルベ=ド=ジュイ通りの私邸の居住空間を手がけました。邸宅は1965年に取り壊されましたが、寝室、ブドワール(婦人の私室)、浴室が、羽目板や照明、家具とともに美術館内に移築されています。

オテル・ド・セールのサロン
1795年頃、ヴァンドーム広場の邸宅のために作られたサロンで、18世紀末を扱う展示室に移築されています。彩色された羽目板、鏡、シャンデリア、椅子から、当時のパリの応接間の装飾がわかります。

エクトール・ギマールのアール・ヌーヴォー家具
パリのメトロの出入口を設計した建築家ギマールは、植物の形に着想を得た曲線的な家具もデザインしました。彼が手がけたベッドや椅子が、アール・ヌーヴォーの展示室で見られます。
Infos pratiques
ワンポイントアドバイス
常設コレクションのチケットは15ユーロ(割引12ユーロ)、常設コレクション+企画展のチケットは18ユーロ(割引14ユーロ)です(2026年9月時点の料金)。18歳未満は無料です。欧州経済領域(EEA)在住の18〜25歳は常設コレクションが無料で、企画展込みの場合は10ユーロです。パリ・ミュージアム・パスでも入館できます。スーツケースや大きなバッグは持ち込めません。
アクセス
107 rue de Rivoli, 75001 Paris。地下鉄「パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーヴル」駅(1号線・7号線)、「チュイルリー」駅(1号線)、「ピラミッド」駅(7号線・14号線) バス21、27、39、68、69、72、95番
営業時間
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