もともとはビエーヴル川を見下ろす丘と草地だったビュット・オー・カイユは、パリ13区の中でも独特の雰囲気を持つ地区だ。 1543年にこの土地を買い取ったピエール・カイユにちなんで名づけられたこの地区は、周辺で古い街並みがコンクリートの高層住宅に取って代わられていく中、村のような趣を今なお保ち続けている。地区にあるアール・ヌーヴォー様式のプールも含めた散策コースを知りたい場合は、専用のガイド記事を参照してほしい。
見どころ
ダヴィエル通りの「プティット・アルザス」
バーやレストラン、色とりどりの小さな家々が並ぶビュット・オー・カイユの石畳の小道を歩いてみよう。ムーラン・デ・プレ通りをポール・ヴェルレーヌ広場まで上っていくと、無料で天然の湧き水を汲める公共の噴水に出会う。さらにダヴィエル通りまで進むと、木組みの家々が立ち並ぶ「プティット・アルザス(小さなアルザス)」があり、パリの喧騒から遠く離れたフランスの田舎にいるような気分にさせてくれる。
サント=アンヌ教会
ミシャル通りの突き当たりにあるサント=アンヌ教会は、19世紀末に建てられた。建築家プロスペール・ボバンの手によるもので、ロマネスク・ビザンチン様式で建てられている。
ビュット・オー・カイユのストリートアート
ビュット・オー・カイユはストリートアートの中心地でもある。ストリートアーティストたちは地区の壁を作品で覆うのを常としており、なかでもミス・ティックやジェフ・エアロゾルはよく知られた存在だ。サンク・ディアマン通りにある「パリ・ミティック」というショップ(この地区の「観光案内所」的な存在でもある)にもぜひ立ち寄ってほしい。ストリートアートに情熱を注ぐジャン=フランソワが、その魅力を案内してくれる。
Infos pratiques
ワンポイントアドバイス
その名の通り、ビュット・オー・カイユへ向かうにはかなり上り坂を歩くことになる。カジュアルな服装と歩きやすい靴、そして湧き水をくむための空のボトルを用意しよう。 また、骨董市やこぢんまりとしたアートギャラリーの催しがこの地区では頻繁に開かれるので、事前に情報をチェックしておくとよい。
アクセス
ビュット・オー・カイユへは公共交通機関で行くのが最も便利だ。 地下鉄5号線、6号線、7号線(「プラス・ディタリー」「トルビアック」または「コルヴィザール」駅)、またはバス47番(「トルビアック」停留所)、57番・67番(「ヴェルレーヌ」停留所)、62番(「ムーラン・デ・プレ=トルビアック」停留所)でアクセスできる。
営業時間
周辺のスポット
コメント
まだコメントはありません。