太陽王ルイ14世は、自らの威光にふさわしい城を求め、ヴェルサイユ宮殿の建設でそれを実現した。フランスの歴史的建造物に指定されているヴェルサイユ宮殿は、63,154平方メートルの敷地を誇る。屋外には、815ヘクタールの公園を彩る壮大なフランス式庭園が広がる。公園内には、プティ・トリアノンとグラン・トリアノン、王妃の村里(アモー)、オランジュリーも含まれる。
見どころ
鏡の回廊
357枚の鏡が回廊の17のアーチを飾り、アンドレ・ル・ノートルが設計した庭園に面する窓と呼応している。ここでこそ、1919年6月にヴェルサイユ条約が調印された。
大理石の中庭(クール・ド・マルブル)
国王の寝室のすぐ下にある大理石の中庭は、白と黒の大理石の敷石で全面が覆われている。時折、家族向けのショーが催されることもある。
グラン・トリアノン
建築家ジュール・アルドゥアン=マンサールにより1687年に建てられたピンク大理石と斑岩造りのグラン・トリアノンは、本館の格式ばった儀礼から離れ、ルイ14世が静養できる場として作られた。
庭園
ル・ノートルの庭園の壮大な眺望を楽しむには、鏡の回廊に立って、ルイ14世が造らせた花壇の先を見渡すのが一番だ。この壮大な作品は、大並木道(アレ・ロワイヤル)を経て大運河、そして庭園の門まで続いている。
王妃の村里(アモー)
王妃の村里はプティ・トリアノンの付属施設だ。12軒の木造の小さな家々が人工池を囲むように建てられており、王妃がシンプルな暮らしの喜びを味わうために作られた。
プティ・トリアノン
プティ・トリアノンは王妃マリー・アントワネットの領域の一部だ。領地東側の草原や林の中に建てられたこの離宮は、2006年から公開されており、ルイ16世の妃の私生活に深く触れることができる。
Infos pratiques
ワンポイントアドバイス
3月から10月にかけては、「グランド・ゾー・ノクチュルヌ(夜間噴水ショー)」で城がライトアップされる。鏡の回廊での仮装の夕べは、プレステージチケットを購入したすべての来場者に開放されている。 城内では、サロン・ド・テ・アンジェリーナやグラン・カフェ・ドルレアンで軽食を楽しめる。レストラン「ラ・ブラッスリー・ド・ラ・ジロンドール」では、庭園のテラス席でランチを楽しめる。 城を見学するには「パスポート」チケット(35ユーロ)が必要で、城本館、トリアノン領地、庭園すべてにアクセスできる。王妃の領域の繊細でのどかな装飾だけを見学したい場合は、15ユーロで入場できる。
アクセス
城へはRER C線で「ヴェルサイユ・シャトー・リヴ・ゴーシュ」駅まで行くか、SNCF列車(モンパルナス駅から「ヴェルサイユ・シャンティエ」駅、またはサン・ラザール駅から「ヴェルサイユ・リヴ・ドロワット」駅)を利用する。 「ヴェルサイユ・エクスプレス」というバスも、火曜から日曜まで1日2便、パリから運行している。
営業時間
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