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ペール・ラシェーズ:庭園墓地を巡る見学ルート
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ペール・ラシェーズ:庭園墓地を巡る見学ルート

更新日:2026年9月22日

1804年に開設されたペール・ラシェーズは、単なる墓地の囲いではなく庭園として設計された、パリ初の墓地だった。建築家アレクサンドル=テオドール・ブロンニャールは、20区の丘の起伏に沿って、多様な樹種を植えた英国式の曲がりくねった小道を描いた。その名を有名にした著名人の墓を超えて、44ヘクタールに及ぶ19世紀の墓碑彫刻と建築を擁するこの野外庭園美術館としての側面こそが、駆け足の通過ではなく、じっくりとした見学に値する。

入口でまず現在地を確認する

墓地には5つの入口と97の番号付き区画があり、各入口で無料の案内図が手に入る。到着したら必ず受け取っておきたい。案内図なしでは、短い見学であっても小道の網の目の中で迷いやすい。

正門の門と礼拝堂

メニルモンタン大通り側にある、1825年に完成したエティエンヌ=イポリット・ゴッド設計のネオクラシック様式の門が、見学全体の建築的な基調を決めている。同じくゴッドが手がけた墓地のカトリック礼拝堂は数歩先にあり、そこから周辺の区画を巡る際の中心的な目印となる。

最も古い区画

正門に近い区画は墓地の中でも最も古い部類に入り、19世紀の墓碑彫刻が密集している。ミニチュアの礼拝堂、石の天使像、アール・ヌーヴォー様式の霊廟が小道沿いに次々と現れ、特定の墓を探さなくても散策そのものを楽しめる。

連盟兵の壁

墓地南東部にあるこの壁は、1871年5月、パリ・コミューンの最後の戦闘員147人が銃殺された場所だ。今もフランス左派にとっての記念の場であり、毎年追悼式が行われている。単なる散策を超えて、見学に歴史的な奥行きを加える立ち寄りどころだ。

火葬場・納骨堂

1894年から建築家ジャン・カミーユ・フォルミジェによってネオ・ビザンチン様式で建てられたこの建物は、大きなドームを戴き、5層にわたって2万6千を超える納骨室を収める。墓地の中でも最も印象的な建築群の一つでありながら、最も人通りの多い小道からは大きく外れた場所にある。

特定の墓を迷わずに見つける

各入口で手に入る案内図には、100を超える著名人の墓が区画番号とともに正確な位置で記載されている。特定の名前に興味があるなら、当てずっぽうに探すのではなく、この案内図か専用アプリを携行したい。敷地はあまりに広く、行き当たりばったりで効率よく回るのは難しい。

ワンポイントアドバイス

単なる通り抜けを超えた見学には最低でも2時間を見込みたい。最も古い区画で長く足を止めるなら、さらに時間がかかる。地面は起伏があり、場所によっては石畳になっているため、長時間の歩行に適した靴を用意しておこう。 開館時間は季節や曜日によって変わる(平日はおおむね8時から18時、週末は開館がやや遅め)。墓地は一年を通じて日没前に閉まる。午前遅めの時間帯はまだ人出が控えめで、午後にガイド付きの団体が到着する前に、小道の静けさをゆっくり楽しむ時間が取れる。

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