路上での飲酒

基本的には可能です。路上や河岸でお酒を飲むことを禁じる全国的な法律はありません。ただし、警視庁の条例によって特定の地区や大きなイベントの際には飲酒が制限されることがあり、パリの公園・庭園の規則では禁止されています。また、公共の場で明らかに酩酊している状態は、どこであっても違反になります。詳しくはパリの路上でお酒を飲んでもいい?をご覧ください。

喫煙と電子たばこ

路上での喫煙は認められていますが、2025年6月29日から公園や公共の庭園は禁煙エリアとなり、違反すると135ユーロ〜750ユーロの罰金が科されます。少なくとも一面が開いているテラス席では喫煙できますが、閉じたテラス席や公共交通機関では吸えません。電子たばこには別のルールが適用されます。詳しくはパリでたばこを吸える場所をご覧ください。

大麻とCBD

大麻はパリを含むフランス全土で違法です。所持は犯罪で、多くの場合その場で定額の罰金が科されます。また、路上だけでなく自宅で使用することも認められていません。CBD製品は、THCの含有率が0.3%以下であれば合法です。詳しくはパリで大麻は合法?をご覧ください。

ピクニック

ピクニックは、河岸でも公園でも、パリの人々にとっておなじみの習慣です。公園や庭園ではそれぞれの規則が適用され、許可がない限りお酒は禁止、たばこも禁止です。おすすめの場所や場所ごとのルールはパリでピクニックをご覧ください。

水道水を飲む

パリの水道水はどこでも飲用可能で、1,200か所以上の公共の給水所で無料で飲めます。レストランでは、客であれば水のカラフェ(水差し)を無料で頼めます。詳しくはパリの水道水は飲める?をご覧ください。

セーヌ川で泳ぐ

泳げますが、整備された無料・監視員付きの3つのエリア(ブラス・マリー、ベルシー、ブラス・ド・グルネル)のみで、夏季限定の開設です。2026年は7月4日から8月30日までです。それ以外の場所では川での遊泳は引き続き禁止されており、水質が悪化した場合はエリアが1〜2日閉鎖されることもあります。詳しくはセーヌ川で泳ぐをご覧ください。

公衆トイレ

公共の場での立ち小便には、約135ユーロの罰金が科されます。パリには無料の公衆トイレ(サニゼット)が数百か所あります。カフェがトイレを開放する義務があるのは、客に対してだけです。詳しくはパリの公衆トイレをご覧ください。

写真を撮る

個人的な用途であれば、街並みや建造物は自由に撮影できます。フランスでは、人物が特定できる写真を公開するには原則として本人の同意が必要です(肖像権)。美術館・博物館はそれぞれ独自のルールを定めています。詳しくはパリでの写真撮影をご覧ください。

ドローンを飛ばす

事実上できません。パリ市内は機体の重さにかかわらずドローンの飛行禁止区域です。趣味の飛行に例外は認められておらず、罰則も重くなっています。詳しくはパリでのドローンをご覧ください。

犬と一緒に移動する

メトロ、RER、バス、トラムでは、小型のペットは閉じたバッグやかごに入れれば無料で乗車できます。中型・大型犬は、リードをつけ口輪をすればメトロとRERに乗れます。詳しくは犬と一緒にパリへをご覧ください。

チップ

チップが義務になることはありません。サービス料は表示価格に含まれています。レストランで会計を切り上げたり数ユーロを置いたり、カフェで小銭を置いたりするのは自由で、何も置かなくても失礼にはなりません。詳しくはフランスのチップ事情をご覧ください。

支払い

クレジットカードはほぼどこでも使え、タッチ決済に対応していることも多いです。端末で自国通貨での支払いを提案されたら、必ずユーロを選びましょう。詳しくはパリでの支払いと現金の引き出しをご覧ください。

観光の予約

ヴェルサイユ宮殿やサント・シャペルなど、時間指定のチケットを事前に予約しなければならない施設があります。ルーヴル美術館も時間枠の予約を強くおすすめします。施設ごとの詳細はパリで事前に予約すべきものをご覧ください。

日曜日

日曜日は地元の商店の一部が休みになりますが、観光地区では営業している店が多めです。主要な美術館・博物館はたいてい開いています。オルセー美術館では、毎月第1日曜日は予約が必須です。詳しくは日曜日のパリをご覧ください。

祝日

フランスの祝日は年に11日あります。5月1日は1年でもっとも多くの施設が閉まる日で(ほとんどの美術館・博物館やデパート)、祝日の交通機関は日曜ダイヤに近い運行になることがよくあります。詳しくはフランスの祝日をご覧ください。

夜の安全

夜のパリも常識的に行動すれば問題なく歩けます。もっとも多いリスクは襲撃ではなくスリです。深刻なトラブルの際は17番または112番に電話してください。詳しくは夜のパリ:知っておきたい状況をご覧ください。

路上の詐欺

手首にミサンガを巻きつける、偽の署名活動、「拾った」指輪、カップを使った賭けゲーム。どれも暴力的な手口ではなく、対処法はいつも同じです。立ち止まらず、お金を出さないことです。詳しくはパリで気をつけたい詐欺をご覧ください。

日常のマナー

これらの習慣は法律ではありませんが、どのように迎えられるかを大きく左右するのは、多くの場合こうしたマナーです。

店に入るときは「Bonjour」

ブティックやパン屋、カフェに入るときは「Bonjour(ボンジュール)」(夜は「Bonsoir(ボンソワール)」)とあいさつし、出るときは「Merci, au revoir(メルシー、オ・ルヴォワール)」と言います。あいさつをせずにいきなり用件から切り出すと、失礼だと受け取られます。

列に並ぶ

パン屋でも窓口でもバス停でも、皆が順番を待っています。割り込みはとても嫌われます。

メトロとバスで

RATP(パリ交通公団)は、いくつかの簡単なマナーを呼びかけています。乗る前に降りる人を先に通すこと、車内が混雑しているときは折りたたみ座席を使わないこと、スマートフォンのスピーカーをオフにすることです。パリの車内は比較的静かで、話すときは小声が基本です。路線網の仕組みについてはメトロとRERのガイドをご覧ください。

エスカレーターで

右側に立ち、歩く人のために左側を空けます。RATPも駅のアナウンスや掲示でこのことを呼びかけています。

教会で

教会はまず礼拝の場です。小声で話し、きちんとした服装で訪れましょう。ノートルダム大聖堂では、肩とお腹を覆う服装が求められ、男性は帽子やキャップを脱ぐよう求められます。守らない場合は入場を断られることがあります。

まとめ:していい?いけない?

質問 短い答え
路上でお酒を飲む 可(地域の条例がある場合を除く)、公園では不可
路上での喫煙 可
公園や公共の庭園での喫煙 不可(2025年6月29日から)
大麻 不可、違法。THC 0.3%以下のCBDは可
水道水 可、どこでも飲用可能
セーヌ川での遊泳 夏に監視員付きの3エリアで可、それ以外は不可
路上での立ち小便 不可、約135ユーロの罰金
趣味のドローン 不可、パリは飛行禁止区域
チップ 任意、サービス料込み
メトロに小型犬を乗せる 可、閉じたバッグやかごに入れる
カード払い 可、ほぼどこでも。ユーロを選択

情報は2026年10月に確認したものです。条例や営業時間は変更されることがあります。現地または各公式サイトでご確認ください。

さらに詳しく

実際のリスクと役立つ心得の全体像は、パリは安全?のガイドをご覧ください。その他の実用ガイドは、メニューの「実用情報」にまとめています。